月を見に行く

18歳の時にバイクの免許を取って、まさかの12年間ペーパーライダー。相棒の赤のCB400SFとエイプくんで年間15,000kmぐらい走ります(≧∇≦)b

磐梯吾妻スカイラインソロツーリング[1/2](2015/5/15-5/16)

主要目的地 浄土平、くつろぎ宿 新滝
主要道路 磐梯吾妻スカイライン常磐自動車道磐越自動車道
期間 2015/5/15(金) 7:15〜18:00頃
走行距離 432kmくらい
高速区間 渋谷〜福島西
金額 18,000円くらい
天気 晴れ

ここ数ヶ月仕事が忙しくて、ゴールデンウィークが取れてなかったんだけど、やっと休みがとれたのでお泊りツーリングに行ってきたのだヾ(*≧∇≦)〃

去年から行きたいと思っていたんだけど、冬季は通行止めなので楽しみに待っていたのだ。

■守谷サービスエリア
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↑改装中

普通に福島に行けば東北自動車道で一直線に行くのが王道だと思うんだけど、常磐道は通ったことなかったし、何より東北道で行くと、翌日(なんとなーく候補にしている)日光に行くことになったら折り返す事になるのだ。同じ道を往復するのも面白く無いので、出来るだけルートが重ならないようにしたいよね。

ということで、常磐道から磐越道に入って磐梯吾妻スカイラインを目指すよ(≧∀≦)

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↑相棒と今回の装備

最初は2泊のつもりだったので、結構重装備。結局1泊で帰ってきたのだ。

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↑ともあれ朝ごはん

東名とか中央道とかだと結構手の込んだメニューが色々あるんだけど、改装中で縮退営業中だったからか、フツーのラーメンと炒飯(とかいうと怒られそうだけど)。

常磐道から磐越道
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↑休憩を取る目的で(友部SA)

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↑基本的にサービスエリアは全て止まる事にしてる(中郷SA)

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↑特にすることは無かったりするんだけど、(阿武隈高原SA)

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↑面倒でもこまめに休んでおくほうが後々疲れにくくて良いよね(安達太良SA)

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↑たまにはおやつに牛たん串(・ω・)/

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安達太良山

サービスエリアに展望台があるというので行ってみた。

この解像度だと読めないんだけど、「安達太良連峰の主峰で、別名岳山、またその形から乳首山等ともいう・・・」

誰だよ!言ってるヤツは( ̄▽ ̄;)
そして誰が言い出したんだよ!

「いやー、あの山、おっぱいに見えるなぁ」
「そうだなー、おっぱいだなー」

とかいう、昔の人のアホみたいな会話がしっかり伝承されてるんだろうか、とか気になって夜も眠れないのだ。

■磐梯吾妻スカイライン
さて、磐越道から東北道へ入り、福島西ICで降りて磐梯吾妻スカイラインを目指す。

暫くは普通の道が続くんだけど、段々それっぽくなってくるよ(๑˃̵ᴗ˂̵)و

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↑立ち寄ったトイレの辺りから見える景色

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↑相棒に近寄れない僕

なぜ近寄れないかというと、この辺り、尋常じゃなく虫が湧いていて、バイクの温度に惹かれてか、相当な量の虫が周囲を舞ってるの。。蜂の巣からはちみつを取るシーンがあると思うんだけど、アレほどじゃないけど、気持ちの上ではあんな感じ。

想像してみよう。虫が集っているバイクに近づいていく事がどれ程恐ろしいか。そして、フルフェイスのヘルメットにインして来た時の絶望がどれ程か。

シールドを手で叩くんだけど、「取れない!取れない!…内側か!!!!ΣΣ(゚д゚lll)」みたいなね。

頑張って(我慢して)キーを回して、バックして、エンジン掛けて発進…エンスト。。みたいなやり取りの末に今の僕がある訳なのだ。

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↑景色はキレイんだけどね

止まるとすぐに虫に囲まれ、走ってると虫がヘルメットのシールドに当たって破裂する。福島、なんて恐ろしい所。。

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↑そんな事を言ってる内に、

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↑メインの景色が近づいてくるよ

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↑白いのは雪っぽい

磐梯吾妻スカイラインっていうと、火山の近くでむき出しの大地がゴツゴツした中に通った道って感じのイメージなんだけど、そこの写真は止まれるところがなくて撮れなかったのだ。

「火山ガス発生。窓は閉めてください」みたいな看板が沢山あったんだけど、バイクの僕はどうすれば・・・Σ(゚Д゚;≡;゚д゚)

走っててかなりテンションがあがる道なので、凄く楽しかった。是非また行きたい。虫除けグッズを持ってな。

■浄土平
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↑浄土平にとうちゃーく

と言いつつ、いつもの如く何も調べてこなかったので、「おお!なんだこれは!」みたいな感じで停車。

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↑色々建物が建ってる。

登山家ではございませぬが、

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↑そこに山があるから

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↑登ってみる

ゼーゼー言いながら登頂。

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↑でかっ!というか、深っ!

写真で見ると縮尺が分からないんだけども、登る前(バイク停めた所)よりも深いんじゃないか??

手すりとか無くて断崖絶壁的な感じなんだけど、落ちたら上がってこれない・・・というか助からないんじゃないかという気がして足がプルプルするよね。

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↑お鉢巡りする人が遠くに見えるけど、よくまあそんな恐ろしいことを

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↑とは言え、そこから見える景色は凄く綺麗

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↑晴れてて良かったのだ

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↑またしても相棒に近寄れない僕

一瞬引き返してスカイラインもう一度走ろうかとも思ったけど、磐梯吾妻レークライン、磐梯山ゴールドラインを通って会津若松の方へ。

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↑レークラインというだけあって素敵な湖が

あー、楽しかった(*´ω`*)

■宿
さて、もっと早く(スマホで)宿探ししようと思ってたんだけど、止まると気がつけば虫が集るという状況なので油断ならず、結局町に降りてきてから探したのだ。

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↑温泉+朝食付きでちょっとだけ豪華な宿なのだ

ところで、夜から翌日の昼ぐらいまで雨の予報とのことで、屋根のあるところを案内してくれたのだ。ちょっと狭いところだったので、翌日雨の中Uターンさせるのもやりたくなくて、今のうちにと思って動かしてたら、「これから雨なので、是非屋根の下をお使いください」とホテルの人が。わざわざ好き好んで屋根から出て行かんですヾ(;´▽`A

でも、お気遣い感謝でござる。

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↑部屋も綺麗なのだ

温泉は、床(?)の岩に穴を掘ったような昔ながらのお風呂とか、土方歳三戊辰戦争の傷を癒やしたのと同じ源泉とかいうお風呂があって色々楽しめる。

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↑宿のとなりに流れる渓流

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↑浴衣で散策してると射的のお店が!風情があってイイね!

ところで、宿に夕食がないので、近隣で探すんだけど、宿の人に教えてもらったオススメが「よしのや食堂」というパッと見ボロっちい(失礼)、お爺ちゃんがやってるお店。中に入ると、お爺ちゃんが新聞読んでて、一瞥して「いらっしゃい」みたいな感じ。

オススメメニューが「ソースかつ丼」ということで、注文してみたのだ。

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↑器からこぼれんばかりのカツ

これが、メチャクチャ美味しかった。衣は薄くてサクッとしてて、ソースの甘みと酸味が良い感じに絡んで( ゚Д゚)ウマー

これはオススメ。

さて、お腹もいっぱいになったし、お酒を飲みたいよね。泊まった新滝の姉妹店が近くにあって、千代滝っていうんだけど、そこに地酒の館というそそられる名前の一角が20:30〜22:00でやってるらしい。いっぱい300円〜あるので飲み比べしたい人には良い感じ。

温泉後にビールを飲みながらオープンまで待ち、フロントで懐中電灯を借りて千代滝へ。

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↑なんという名前の酒かは覚えてない

300円の割には量もあって、出来ればもう少し少なめで色々試したい気分だったけど、明日も運転だしいっぱいで我慢。

次の日は天気悪そうだし、行き先を悩みながらテレビを見て就寝。いやー、メッチャ疲れた。

■ルート

(トータル走行距離:6,955kmぐらい)