主要目的地 | 佐田の沈下橋、足摺岬、南レクオートキャンプ場 |
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主要道路 | 439号、四国カルスト |
期間 | 2015/9/22(火) 3:30〜18:00頃 |
走行距離 | 500kmくらい |
高速区間 | なし |
金額 | 10,000円くらい |
天気 | 晴れ |
昨日は簡易民宿の玄関で泊まるという貴重な経験をさせて頂いたおかげで1時頃には目が冷めてしまい、どうにも眠れなくなってしまったのだ。。
どうしようかなーと暫く考えていたんだけど、
「そうだ、出発してしまえばいいじゃまいか(≧ω≦)b」
と思いついてそそくさと準備を始めることに。
お金は前金で全て払っているし、幸い玄関なのだ、出発することに関しては地の利があるぜよ<( ̄^ ̄)>
そーっと荷物をまとめて相棒の待つバイク置き場(トタン屋根のある空きスペース)へ。
空きスペースは結構悪く無い場所なんだけど、手前に車を置くと出せなくなってしまうという難点があったのだ。。夕方頃に一度出そうとして車が邪魔だったので別のお客さんに少し移動して貰ったんだけど、早朝車が増えてたにも関わらずなんとかギリギリ出せたのは奇跡のようなもの。きっと普段の行いが良いおかげなのだ(๑˃̵ᴗ˂̵)و
↑綺麗な夜景(見えないけど)
室戸岬は街灯の明かりが少ないスポットだそうで星を観察するにはもってこいの場所。キャンプ出来ていれば凄く良かったんだろうなと思いつつ、でもバイクで走りながら眺める夜景も悪く無いのだ。
室戸岬から高知へ向かう途中の海岸沿い。明かりも何も無い真っ黒い水平線はきっと太平洋なんでしょう。明るい時に見たらまた絶景なのかな、とか思いつつ走り続けるのだ(≧ω≦)b
↑途中のローソンで朝ごはん
肌寒い早朝の時間帯に暖かいお茶でほっと一息。バイク旅っぽいねー(ノ≧ڡ≦)
↑高知市内へ入る頃に日が明けてくる
流石に真っ暗の中で山に入る訳にもいかないので高知市内で日の出を迎えるように出発したんだけどピッタリじゃまいか!
市内から山へ入る道を走り続け、四国で酷道と名高い439号線、通称ヨサクをひた走るのだ。
↑酷道、険道を走り抜ける
↑走るのには難儀するものの景色は良いのだ
そして辿り着いた場所、それは・・・。
↑待ちに待った四国カルストなのだ カモンщ(゚д゚щ)カモーン
↑見よ!この!
↑絶景道を!!
色んな道を走ってきたけど、トップ3に入る好きな道だね!短い事だけ難点なんだけど、個性的で気持ちの良い道なのだ。
バイクを止めて景色を眺めているとバーレーのオジサマと話し込むことに。どうも、前日夜にたどり着いたそうなんだけど姫鶴平のキャンプ場に入れたそうな。。
そうとう星空が綺麗だっただろうな。。流石に室戸から走って来ることは難しかったけど、いつか姫鶴平のキャンプ場をトライしてみようと思うよ。
さて、次は四万十の沈下橋へ向かおうと思うよ(๑˃̵ᴗ˂̵)و
↑道の駅ゆずはらの全体像
ん?ゆずはらってトイレのみなの?というかトイレ=ゆずはら?
他に「ゆずはら」って書いてる建物が見当たらないんだけど・・・。個性的。。
一応ツーリング中は現地の美味しいものを食べようと思わない訳ではないんだけども、どうにもなかなか縁がないというか、そりゃ下調べしないと縁は無いだろうというか。。
↑暫く食べれそうにないので道の駅で焼き飯セットを頂く
結局、高知で鰹を食べる事もなく脱出することになるのだよ・・・つД`)・゚・。
という訳で名物も食べずにストイックに走り続けるのだ。。
ところで439号(ヨサク)はたまに普通の顔をした道だったりすることもあるんだけど、油断した頃に酷道に化ける怖い道。1.2車両ぐらいの幅のところもあるので、なかなか車で走る気はしないと思うのだけど、なんと前方にワゴンと普通車の対向がΣ(゚Д゚)
進行方向のワゴンは県外ナンバー。左に隙間は空いてるものの、ガードレールも無い場所という事もあってそれ以上寄れない様子。対して対向車線は地元ナンバー。ギリギリまで寄せてくるものの中々対向出来ず。
仕方ないので車の隙間が見える僕が「オーライ、オーライ、、、ストップ!」とかやってなんとか事なきを得たのだ。。。
よかったよかっt・・・( ゜Д゜)
そこには続いて対向しようとするワゴン車の姿が。。。
詰んだ\(^o^)/
しょうが無いのでバイクを降りて頑張る僕。進行方向の車は相変わらず左に寄れず。。。頑張る対向車。運転に自信無いならこんな悪路に来るなよなー、、、そこ、バックしようとするな(ʘ言ʘ╬)
なんとか対向を完了。これだけ頑張ったら先に行かせてくれても良いよねー、とか思ってたのに先にすーっと走りだす車。。むぅ。。また対向して時間掛かるんじゃなかろうか、と心配した矢先にまた対向。怒るでしかし(`⌒´♯)
とか思ってたら流石に先に行かせてくれたけど、ほんと期待を裏切らないよね。それ以降車とは全く対向しなかったのだよ。。
そんなこんなで佐田の沈下橋到着!
↑どうだろう、この
↑普通の橋っぷりは
早く沈下して見ろよっ!ウリウリウリ(。゚ー゚)σ
まあ、the原風景って感じで嫌いじゃないんだけどね。。夏に学生が自転車で渡ってるぐらいなら絵になるんだけど、観光客だらけじゃどうにもね・・・。
さて、まだまだシルバーウィーク真っ只中。室戸岬程ではないだろうと思いつつもそろそろ宿の心配をしないとね。という訳で愛媛県の宇和島あたりのキャンプ場に電話してみたところOKが!
やったね!相棒!今日は玄関じゃないよ‹‹\(´ω` )/››
ただ一つ問題があるとすれば、これから足摺岬へ行って日の入りまでにテントを張れるかということ。。結構ギリギリじゃないかな・・。
まあでも先っちょに行かずに旅は終われないのだ!という訳で321(サニー)号を走り、岬の山越え。
↑四国最南端の足摺岬到達!
足摺岬は交通規制中と書いてあって混在を心配してたんだけど、4輪車の入場規制をやってるだけだったのだ。。4輪が警備員に止められるなかバイクだけ通して貰える優越感!ヾ(  ̄▽)ゞ
それにしても、四国カルストで出会ったハーレーのオジサマのバイクを駐車場で発見。。個性的だったから分かったんだけど、なんという偶然。。
↑高知といえば皆大好きアイスクリン
小さい頃アイスクリンはよく食べた記憶があるのだ。。あんなに美味しいのに東京では全く見ないんだよね。
↑リョーマの休日、高知家の食卓・・・
パクるならどっちかにしろよと言いたくなる優柔不断なのぼり。思わず高知の行く末を案じたくなる出来事なのだ。。
↑金剛福寺で真面目にお参り@38番札所
高知はずっと走り続けだったから初めてのチェックポイント・・・もとい、お参りだったのだ。
さて、遅くならない内にキャンプ場を目指すよ!
途中道の駅でライダーと出会って話をしていたところ、どうやらその日の内に本州へ出て高速で走り始めるらしい。関東のライダーだそうで、セローの250ccだと自走は結構大変そう。9/30まで休みなんですよ、なんて言うと全力で羨ましがられるよね。皆が頑張って帰るなか、僕の旅はこれからが本領発揮なのだ(≧ω≦)b
↑キャンプ場へ到着!
なんとか日の入り前に辿りつけたのだ。。真っ暗の中でテント設営は勘弁なのだ(;゚д゚)
↑40秒で仕度したのだ
まだまだ経験は浅いけど、随分と手際が良くなってきたと思うのだ!
↑道の駅併設の温泉に到着!
キャンプ場は謎に豪華でシャワーまで付いてはいたものの、やっぱりお風呂は豪華にいかないとね!露天もあって結構良いお湯でござるよ。
そうこうしている内に世の中は真っ暗に。
怖いのだ・・・(;゚д゚)
ここに取り出したりますは、、、
↑実家で補給したお米
↑宇和島のタコ(半額!)
↑バラバラ事件(; ・`д・´)
アン、ドゥ、トロヮ!
↑じゃん!
美味しそうなタコ飯でござるよ(≧ω≦)b
お米とタコを入れて、水と顆粒の鰹だし、醤油とお酒を入れてコッヘルで炊くだけ。
余ったタコぶつはお刺身用らしくお刺身で頂くのだ‹‹\(´ω` )/››
んまい!
家では炊飯器を使わず土鍋で炊き始めて早6年。コッヘルで炊くぐらい物の数ではないのだっ<( ̄^ ̄)>
===========キリトリ===========
炊飯器が無いと急に米と水の分量が分からなくなる人がいるんだけど、水と米を同じ容器で同じ量だけ入れれば良いだけだからねっ!
あと、「はじめちょろちょろ中ぱっぱ」とか言い出す人いるけど、最初から弱火で掛けて炊けた匂いがしたら15分くらい蒸らせばOK。
よく分からなかったら蓋を取っても良いのだよ。
===========キリトリ===========
↑キャンプと言えばビール
↑ビールと言えばBBQ
↑焼くよー
↑どんどん焼くよー
そして、やっぱり〆は、、、
↑ひれ酒!
↑ぬる燗にして
↑カンパーイ(≧ω≦)b
真っ暗の中でヘッドライト一つで調理していると虫が寄ってきたりもするんだけど、辛うじて星空も見えつつ外で食べるご飯は悪く無いのだ。
そういえば、フェリーで出会ったご夫婦は高知のライダーズインで泊まってるそうで、あまり天気が良くない様子。僕の方は少しだけぱらついたものの完全に回復したのだ。。流石は晴れ男パワーなのだ‹‹\(´ω` )/››
それにしても、下道だけで、しかも殆ど酷道・険道・峠道で1日500kmは最長記録なのだ。。
■ルート
(トータル走行距離:13,689kmぐらい)