月を見に行く

18歳の時にバイクの免許を取って、まさかの12年間ペーパーライダー。相棒の赤のCB400SFとエイプくんで年間15,000kmぐらい走ります(≧∇≦)b

北海道一周ソロツーリング[08/10](2016/07/16-25)

主要目的地 白神岬、尾花岬、柿崎商店、鶴亀温泉
主要道路 国道228号、国道229号
期間 2016/07/23(土) 4:30〜22:00頃
走行距離 563kmくらい
高速区間 なし
金額 7,600円くらい
天気 晴れ

ぐっもーにん(๑˃̵ᴗ˂̵)و

天気予報は晴れ予報だと言うに、
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↑この曇り空はどうだい

ところで、極力気にしないようにしてたんだけど、そろそろ現実と向き合わないといけない時期。

遠くね?小樽。。

GoogleMapsでルートを検索すると300kmとか出てくるんだけど、あくまでそれは最短距離を通った時の話。

地図を見れば誰でも分かる通り、道南の沿岸はめっちゃグネグネしておるワケですよ。

しかも、道南は東側と違って交通量が段違いだし、道行くライダーのYaeh率もグッと下がるのだね(; ・`д・´)

果たして結末や如何に。

■出発の儀
という訳で、
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↑おんどれぁああ、と撤収し

今まででどの日よりも早い5時前に出発!

実質ツーリング最終日にして、一番ストイックな1日になりそうですよ!(≧∇≦)b

‥‥ン(・・?)

というところで、まさかの雨。。Σ( ̄ロ ̄lll)

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↑すっかり慣れてしまった雨仕度

折角の北海道1周ツーリング。雨の中でゴールする事になるのかい?(´・ω・`)ションボリ

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↑文明の町「函館」を越える内、

晴れ男名物、
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↑天の岩戸開きっ c(`・ω´・ c)っ≡つ ババババ

やっぱり最後は晴れじゃないとね!

気を良くした僕は、北海道と言えばセイコーマートで、改めて出発の儀を執り行う( ゚д゚ )クワッ!!

カッパを脱ぎ、GoProのバッテリーを交換し、トイレに行ってすっきり、
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↑ご飯を食べてゴミを捨ててからの、

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↑チェーンオイルで整備まで出来てしまう(๑˃̵ᴗ˂̵)و ヨシ!

凄いよ、セイコーマート(≧∇≦)b

■白神岬
やって来ましたるは北海道最南端!

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↑みんな大好き白神岬‹‹\(´ω` )/››

とっても風が強かったんだけど、とっても良い景色!

目の前に広がるのが、かの有名な津軽海峡でございますよ!
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↑そして先に見えるは青森県!

まだ踏み入れたことのない青森県。今度は是非反対側から北海道を見てみたいのだね。

■松前
暫く走るとこの上ない良い天気に。そして広がる青い海!

よく聞く松前藩ってのはここにあったのだね。

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↑松前城もほらあそこに

それにしても、松前あたりは随分と海が綺麗で、
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↑水が透き通っておりますよ

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↑天気の良さも相まって最高の景色(≧∇≦)b

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↑函館側に分厚い雲が。

走っていてこれだけ天気が変わると、北海道の広さを感じるよね。

ところで、松前城の目の前、道の駅「江差」で休んでいると、白神岬でも見かけたピンクナンバーのスクーターの人を発見。

50代後半あたりの女性の方で随分長い間北海道を縦横無尽に走り回ってるそうな。。

苫小牧から稚内にいって、旭川通って根室へ行き、小樽・札幌行ってからの美瑛からの網走からの函館・・・みたいな謎のルート。。

スクーターの人「先のこと考えずに行きたいと思ったところに行っちゃうんですよね(´∀`*)」

旅人ですなぁ(´▽`)

■迷子
さて、まだ朝は早いけど先は長いから急がねば。

次は北海道最西端の尾花岬を目指そうね。

江差の先、227号から229号へ沿岸沿いを走るルートにも関わらず、気付かずにそのまま227号を突破。段々山越えルートに。

一瞬不思議に思いつつも、沿岸沿いで一瞬山っぽくなるのは良くあることだからね。

が、「函館まで50km」という標識を見て違和感を覚え、「函館まで34km」という看板を見て嫌な予感がしてくる。。。

函館に近づいとる・・・ガ━(゚Д゚;)━ン

沿岸沿い走ってそれはなくね??

急いで止まって地図を確認してみると、往復50kmの盛大な迷子。早朝1時間も早く出発してためた貯金がピッタリ無くなった瞬間でありました。

ほいで、後々この1時間が響いてくるという(・_・;)

■尾花岬
今回のツーリングの最後の目的地、尾花岬へ!

尾花岬は北海道最西端の岬。ここに到達して有終の美を飾ろうね(๑˃̵ᴗ˂̵)و

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↑あれ、ですな(≧∇≦)b

オジサンテンション上がってきたよ!

・・・なのだが、ふとツーリングマップルを見ると、
「岬に行くことはできない。北海道最西端の碑もなし」

(;゚ ロ゚ )ナン!( ; ロ゚)゚ デス!!( ; ロ)゚ ゚トー!!!

それは困る。

なんでも、太田トンネルを通っている間に岬を越えてしまうそうなのだね。

なんかあるでしょ!方法が!

と思ってネットで調べてみると出てきましたよ!

先人に拠ると、まずは、太田トンネルの先の堤防に丸太が掛かってるので、それを使って堤防に登るとな。そしたら、後は歩いて行くだけ。

段々ドラクエじみてきたね。

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↑堤防に、、、

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↑丸太が掛かってるので、それを使って登る!

おお!

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↑これは尾花岬かい?

地図的には見えるところのもう少し先に思うね。。

ほいで、後は歩いて行くだk・・・

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↑これは落ちたら上がれないやつじゃないかね・・?

写真で見るよりも足場も悪く、流石にこれ以上は諦めましょうね。。

30越えて、若かりし頃のテンションで行くもんじゃない。

明らかに危険なのでオススメしないですよー!覗くだけにしときましょ!(≧∇≦)b

■小樽へ
この先に積丹半島が残ってはいるものの、そろそろ昼も過ぎて若干時間切れっぽい感じになってましたよ。

迷子が無ければ行っても良かったけど、急いで周っても良いこと無いので積丹半島は諦めてキャンプ場へ行くのが良さそうですな。

ご飯を食べる時間もケチり、
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↑本日2度目のセイコーマート!

これはこれで北海道飯扱いなのでOK。

ところで、積丹半島は諦めるにしても、そろそろ会社へのお土産をどうするか悩ましくなってくるんだよね。

お土産っていうと「遊びに行ってきたその土地の名物的なもの」をおすそ分けする感じだよね。

で、今回の名物を真面目に考えると海産物だけど持っていく訳には行かないしね。

北海道土産の定番は「白い恋人」とかだけど、そんなの置いてるところにカケラも行ってないからね。

お店に寄る時間は無いので買うならフェリー内か。。でも、それだと北海道土産か怪しいし、新潟から持って帰る手間を考えると郵送が良いなあ。

郵送か・・・。。

ポチるか。

どうせどこで買っても土産か怪しいんだから、ポチったって大して変わらないよね。

何より土産は買ってあることが大事

という訳で、Amazonで「じゃがポックル」を3箱ポチったのでした。

ヤバいこれ、ハマる(ノ≧ڡ≦)

■おたる自然の村野営場
積丹半島をパスしたおかげで、
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↑明るい内にキャンプ場へ到着(≧∇≦)b

週末という事もあってか、場所的な事もあってかファミリー向けのキャンプ場っぽく、ちっちゃい子がワラワラ。

車は中に入れないんだけど、バイクは中に別の駐車場がありますよ!

まあ、そこからサイトまでは少し歩くんだけどね。

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↑相棒専用(≧∇≦)b

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↑ここをキャンプ地とする ( ー`дー´)キリッ

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↑とぅ!

もうすっかり慣れたもの。

ところで、小樽ともなると気温が随分高いので、今まで全く遭遇しなかった「蚊」がアホみたいに湧いている・・・

ここぞとばかりに自家製のハッカ水を使ってみるも構わず突撃してくる蚊。

これはマズイ・・・。

とりあえずテントも立ったし、この場を離れましょうね。

■柿崎商店
この辺りで美味しそうなお店を探してると目に留まったのが柿崎商店。

農道を走ること20分程。

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↑到着(≧∇≦)b

北海道最後はやっぱり、
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↑ウニ丼でしょ(ノ≧ڡ≦)

んまぃ!

白カップというのを食べてみたんだけど、2,000円ぐらいでトロケるようなウニ!

初日のバフンウニも美味しかったけど、こっちも同じぐらい美味しいのだね。柿崎商店は是非ともオススメしたいですよ!

ウニ丼に始まり、ウニ丼に終わる北海道の夏(しみじみ

■鶴亀温泉
ツーリングを早く切り上げたおかげで時間がたっぷり。温泉にゆっくり楽しもうね。

やって来ましたるは、
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↑みんな大好き鶴亀温泉

海が近いというだけあって、塩をたっぷり含んだお湯(≧∇≦)b

中々珍しい気持ちの良いお湯なのでした。

■キャンプ場へ
段々日も傾いてきて、
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↑そろそろ北海道ツーリングもオシマイなのだね

日数的には後2日あるけど、東京までの帰りだからね。実質今日が最終日。

いっぱい走ったけど、まだまだ走り足りないぞ、っと。

コンビニでおビールとチーズ鱈を買い、しんみりした気分でキャンプ場へ。

・・・ ( ̄ー ̄;

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↑なんだい、これは・・・

まるでサイレント・ヒルのようだよ。

いつの間にやら盛大に霧に包まれて不気味なキャンプ場に。。

おかげで大量発生していた蚊も少なくなって良いんだけど、それにしても不気味だぞ、っと。。

とりあえず、蚊は減ったとは言え、快適な宴を前にして、
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↑念入りに専用兵器を用意

ミニマム装備の中で随分肩身の狭い思いをしていたであろう蚊取り線香だけど、満を持して登場!

30巻の万全の構え。

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↑安心して最後の宴を楽しもうね

すっかり暗くなったものの、ファミリーの宴は真っ最中のようで、ちびっこ達が縦横無尽に駆け巡る。

・・・煩いのも騒がしいのも周りを走り回るのもOKだが、テントのロープに足引っ掛けるのはやめれ。

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↑そんなこんなで北海道最後の夜が更けていくのでした

■ルート

(トータル走行距離:31,753kmぐらい)