新年のバイク、、、ではなく馬の初乗りですよっ!
数年前は真冬にいくら寒くてもバイクに乗って走りまくり、周りのベテラン勢からは「寒いのによく走るね」と言われたもの。
その度に、「寒くたって電熱の装備とかもあるんだし、勿体ない」と思ったものです。
今、真冬にバイクで走り回っている人がいれば、僕はきっとこう言うでしょう。
「寒いのによく走るね」と。
みなさま、いかがお過ごしでしょーか!
120鞍目
馬さん:メイプル
新年早々の駈歩レッスン。動きがやや重いので、鞭と脚合図を入れて頑張って動かす。
馬に乗るまで全く考えもしなかったんだけど、当たり前だけど、馬も走りたい気分になってたり、なってなかったりするのです。
「働いたら負けかなと思ってる」
みたいな馬さんもいる訳ですね。
ほいで、やる気ない馬をやる気にさせるというのが目下僕の一番の課題なのです。
思うように駈歩が出ないというのはバイクで言えばギアが3速に入らないようなもんで、スムーズに動かすためには十分な暖機運転が必要。
バイクと違って馬は周りの馬に釣られるので、なんとなーく走り始めたりもするんだけど決して自分が上手くなった訳ではなかったり。
- やる気ない駈歩が続くので走り始めた後も鞭を入れてそれなりに走らせるように
- 上のクラスに行ったらもっと速くなってくる。それに耐えられるようになれると良い。
- 手綱の幅がやや広い。外埒に寄っったりするのはそのせい。走り始めた後でやや踵が上がっている。指摘されると下げられてるので意識すれば良くなるはず。
- やや姿勢が後傾なので少し前に倒したほうがいい
121鞍目
馬さん:マルク
以前、駈歩レッスンで指導員さんにぶん回されて凄い速さでぐるんぐるん回った良い思い出。あの時は遠心力で吹っ飛ぶかと思った。
珍しく駈歩じゃないレッスンでご対面の馬。比較的よく動いてくれていい子だよね。
が!
この馬には「さく癖」という癖がありまして、空気を飲み込む為に色んなものを噛もうとするのです。
人間を噛んできたりはしないんだけど、その辺のロープとか柵とか、気がついたら咥えてる。
ほいで、僕の頭の上で何やってんだと思ったら僕の被ってるヘルメットをカミカミ。
おい( ̄▽ ̄)
馬場でもやる気が無い訳じゃないんだけど、あげたクッキーの残り香を楽しんでるのか、口開けてふわーって幸せそうな顔をちょいちょいと。
…まあ、可愛いから良いんだけどね・・・。
122鞍目
馬さん:ドリーミーオペラ
だいぶ下のクラス。幽霊部員(?)も多いだろう乗馬クラブで年始に気合入れて久しぶりの人が多いのか、全体的にほぼ速歩しない(´Д` )
指導員さんが追い立てないと馬が動かない人が多いのだが「彼方を追えば此方が止まり」の繰り返し。
折角なので、そんな中しれっと正反動を練習する。
123鞍目
馬さん:ボナパルト
駈歩レッスン。
以前、馬装中に僕の脛を蹴ってくれた馬さん。
ボナパルトといえば、かの有名なナポレオンの家名がボナパルトと知った時は「おおっ!」って思ったもの。
乗ってる馬には似てないけどな。
久しぶりに拍車付けてるんだけど、慣れてなくて脚合図のやり方に困ってししまう。思い切り「エイっ!」ってやったら腹にブスって刺さって痛そうだし。
その辺、練習が必要だなぁ。
まあまあ駈歩出るのだけど、「なんとなく出ている」のと「なんとなく継続」してるような感じなのがこの後の課題。
ふと隣の下のクラスのレッスンを見ると洗濯機の音にびっくりした馬が駈歩して逃げ始める光景が。。
洗濯機の音なんて何が怖いんだろうと思うんだけど、馬からすれば全力で逃げたいほど怖いものだったんでしょう。
ただ、下のクラスの人は馬の駈歩の乗り方を習ってないので、乗ってる人は馬以上に怖かったんじゃないかと思うよね。